光波センシング技術研究会が主催する第68回講演会(2023年5月12日開催、@芝浦工業大学 豊洲キャンパス)に、当社CEOの渡辺一弘氏(創価大学理工学部教授を兼任)が「水環境インフラ点検に資するIoT向け省電力オール光ファイバ水位計測システムの開発」と題して招待講演を行いました。

光波センシング技術研究会は、光ファイバセンサ研究会(1985年~1987年)を母体とし、応用物理学会の研究会として1988年に発足して以来、光応用計測技術やそれを支える周辺技術の研究を中心に活動をされています。本講演会では、近年の安全・安心への関心の高まりや産業、医療の進展に伴う、センシング技術へのニーズが高まっていることから、光ファイバーセンサーの実装技術や最新の技術動向などの講演が活発に行われました。

当社代表取締役会長(CEO)の渡辺氏は、当社のコア技術であるヘテロコア構造光ファイバーセンサーを世界に先駆けて発明した本人です。氏はこれまで20件以上にわたる知的財産を特許化し、国内外における数多くの学術論文、会議報告などを通じて、国内外に光ファイバーセンサー技術を発信してきました。本講演では、本日に至るまでの事業化に向けた努力とこれまでの歩みについて発表されました。

講演の様子