(株)コアシステムジャパンは、学校法人創価大学、首都圏産業活性化協会と共同で、経済産業省が主導する令和4年度「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)(旧サポイン事業)について、下記の研究開発計画で採択を頂きました。

◇計画名
 水環境インフラ点検に資するIoT向け省電力オール光ファイバ水位計測システムの開発

◇概要
 我が国の上下水道・河川・ダム・プラント等の水環境インフラ分野では、災害対策などの観点から少ない作業人員で効率的かつ安全にインフラを点検・監視するモニタリングシステムが求められている。本事業では、産学連携で開発したヘテロコア光ファイバーの原理を応用した経済性に富む省電力光ファイバー水位計を基本としたIoTネットワークシステムを開発し、社会インフラの安全性や耐久性の向上に貢献する。

◇主たる研究実施機関
 (株)コアシステムジャパン、学校法人創価大学

◇事業管理機関
 首都圏産業活性化協会(TAMA協会)

「Go-Tech事業」とは

Go-Tech事業は、日本経済を支えるものづくり技術の持続的発展のために、ものづくり中小企業が市場ニーズを踏まえた高度な技術開発に果敢に挑戦していくために、中小企業者等を対象に研究開発・事業化の取り組みを一貫して支援する助成事業です。本助成事業は、大学・公設試等の研究機関等と連携して行う、事業化につながる可能性の高いと評価される研究開発事業が選出されます。本助成事業に採択されれば、採択年度を含む3年間にわたって研究開発、試作品開発、販路開拓への取組について支援を受けることができます。
令和4年度は、全国から102件(関東圏では31件)の事業が採択されました。本研究開発計画は、そのうちの一事業として選出されたことになります。

(株)コアシステムジャパンでは、創価大学との産学連携で開発した世界唯一の独自光ファイバーセンシング技術「ヘテロコア光ファイバーセンサー」を駆使し、これまで難しいとされてきた過酷な環境・極地・強電磁場におけるインフラ・自然環境の点検・管理を ”光のIoTモニタリング” で実現します。