光ファイバー(ヘテロコア方式)変位センサー(法面防護ネット・防護網向け)「i-Line® SC01」

「i-Line® SC01」は、光ファイバーを使用し、広い面の状態を計測する変位センサーです。光ファイバーセンサーの特徴として、、長距離・広範囲の遠隔監視に優れ、またセンサー部・伝送部に電気を使用していないため、引火の恐れがない、電磁波の影響を受けない、水周り・屋外での使用が可能などの優位性があります。

さらに、センシングの原理に、コアシステムジャパン独自技術の「ヘテロコア方式」を採用。光ファイバーセンサーの他の方式には無い、低価格・軽量・高耐久性を実現しました。

特徴

・既存の法面防護ネット・防護網に設置することが可能。
・各種の網目に対応可能、且つ、広範囲の計測に対応が可能です。
・特殊処理した光ファイバーを使用した安全で高性能センサーです。
・光伝送が可能なため、計測ポイントと、計測・解析コンピューターが遠距離でも、電源の心配をせずに、データのリアルタイム計測が可能です。
・センサ部に電気を使用していないので、水にぬれても使用が可能です。

・光ファイバーセンサーの為、落雷などのサージ現象によるセンサー破壊や、電磁波の影響によるデータノイズは発生しません。

光ファイバー 変位センサー(法面の防護ネット・防護網の状態計測)の構成概要

「i-Line® WL01」 は、オール光ファイバーの超小型変位計、長距離伝送可能なシングルモード光ファイバケーブル、各種通信機能に対応したiLine®センサー専用コントローラで構成されています。

防護ネットセンサーの設置イメージ

データ送信にLTEを利用した水位センサーの設置イメージをご紹介します。特に、計測地点から、インターネット網へのゲートウェイの役割をするコントローラまで長距離光伝送で、安定的にデータを伝送することが可能です。センサーに無線モジュールを取り付けバッテリー駆動させる必要が無い為、長期間リアルタイム計測をする場面での、バッテリー交換の心配が不要になります。

光ファイバー防護網センサー(法面防護ネット・防護網などの広い面積対応)

計測範囲0.1m~5m程度の網の伸びを0~4mmの範囲で計測可能(網の張り具合等によってはその限りではない)
サイズ34L x 34W x 14H 重量45g
精度±0.5%F以下(センサーコア部による精度)
応答時間10ms
分解能0.024%FS
筐体材料樹脂・またはアルミニウム
適用温度範囲-10~60℃
使用温度範囲ー40℃~+85℃(センサーコア部分)
光ファイバー シングルモード光ファイバ(光源波長1,310μm)
ケーブル長さ センサ設置箇所から計測器まで 数m~数十km (30kmの実績あり)

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センサーだけじゃありません!インフラの遠隔監視がすぐに可能になるIoTセンサーシステム「iLine®」

「i-Line®」は光ファイバー(ヘテロコア方式)センサーを活用した、遠隔監視システムです。このページでご紹介している変位センサーをはじめとした独自の光ファイバーセンサーに加え、各通信規格に対応可能な制御コントローラーデータがすぐに確認できるウェブアプリケーションのご提供することで、お客様の現場ですぐに、導入試験・運用検討が行えるようになっています。

インフラ遠隔監視用光ファイバーセンサーIoTシステム「iLine」説明図